ペットショップで猫を買う前に考えて欲しいこと。

ペットショップで猫を買う前に考えて欲しいこと。

いま世間は空前の猫ブームですね。猫の可愛い動画がたくさん投稿されたり、猫の写真集や猫柄のグッズがたくさん売られたりと、猫の人気が上がっているのがわかります。

一般社団法人ペットフード協会(東京都)は2017年12月22日、全国の犬と猫の推計飼育数が1994年の調査開始以来、初めて猫が犬を上回ったと発表しました。

「犬」から「猫」へ

以前までペットを飼うのなら「犬」であったのに、なぜ「猫」に変わったのでしょうか。

現代はストレス社会です。そのストレスを癒すためにペットを飼いたいと考える人は多いでしょう。

ですが、ペットを飼うのには時間とお金が必要です。犬は散歩に行かなければいけない、しつけをしなければけないとペットに費やす時間が猫に比べて多いです。

そのため、犬より猫を飼う人が増えたのではないでしょうか。

では、みなさんは猫を飼いたいと思った時、どこで猫を買いますか?

ペットショップ?ブリーダー?保護猫?

たくさんの選択肢が出てくると思います。

そこで私がオススメしたいのは、

「保護猫」です。

なぜ、保護猫をオススメするの?

保護猫を買うことで「不幸な猫を減らす」ことができます。

猫の殺処分数は年々減少傾向にありますが、平成28年度の猫の殺処分数は4万5574匹であると環境省が発表しています。

日本では年間4万匹以上の猫が殺処分されています。人間の身勝手によって、これだけ多くの猫が毎年亡くなっているのです。悲しい事実ですね。

保健所や動物愛護センターから猫を譲渡してもらうことで、このような不幸な猫を一匹でも減らすことができます。

また、このような不幸な猫を減らすために保護活動を行なっているボランティア団体や個人の方がいます。

保健所や動物愛護センターに行くのは気が引ける方は、このような保護活動を行なっている方から猫を譲渡してもらうのがいいのではないでしょうか。

私の愛猫「MOON」

私はいま実際に猫を飼っています。生後5ヶ月のやんちゃ盛りのオスの猫です。

名前はMOON(ムーン)といいます。

MOONは一匹で池の周りで鳴いているところを保護されました。

母猫と逸れた・見捨てられた、人によって捨てられた、家から逃げ出した、理由はわかりませんが、真夏の炎天下に水も飲まず鳴いていたそうです。

その頃はまだ生後2ヶ月の子猫。保護されていなかったら死んでいたことでしょう。

MOONとの出会い

猫を飼いたいと考えていた私は譲渡サイトをよく見ていました。

譲渡サイトには「家で猫が生まれたので引き取ってください」という方や、ボランティア団体、個人のボランティア、「道で野良猫を保護しました」という方などがいます。

そして、譲渡サイトを巡っている中、里親募集をしている動物病院のホームページを見つけました。

動物病院のホームページに里親募集の項目があり、たくさんの猫の写真と詳細が載っており、そこで気に入った子を見つけて保護主さんに連絡を取りました。

保護猫を譲り受けてよかったこと。

1.トライアル期間

殆どの保護主さんは「トライアル期間」を設けています。この期間は二週間程度が多いです。

トライアル期間とは、いわゆる「お試し期間」です。実際に猫と暮らしてみて、猫との相性、猫を飼うことに何か問題はないか、本当に猫を飼うことができるのかを確認することができます。

ペットショップで買う場合はこのようなことはできません。

ですから、実は猫アレルギーだったと飼ってからわかった、先住動物との相性が良くなかった、猫との生活に馴染めなかったと猫を手放す方がいます。

このような事態を避けるためにも、トライアル期間が設けられているボランティアの方から猫を譲り受けることをオススメします。

私も犬を飼っていたため、トライアル期間で犬と猫の相性を見ることができてよかったです。


2.保護主さんにアドバイスをもらえる。

私は猫を飼うのが初めてでわからないことだらけでした。

また、子猫は人間の赤ちゃんと同じで体調を崩しやすいもの。MOONも便秘気味だったり、風邪を引いたりしました。

その時は保護主さんに連絡を取り、様々なアドバイスをしていただいたり、風邪薬を送ってくださったりしました。

保護主さんによって、このような対応をしてもらえるかはわかりませんが、今まで何匹も猫を保護している保護主さんは知識が豊富です。

気軽に相談できる方と知り合いでいるのは心強いものです。もちろん、保護主さんではなく動物病院に聞くのもいいでしょう。


3.保護動物医療支援

MOONは獣医師が中心となって活動している団体から我が家にやってきました。

こちらの団体は、保護動物医療支援を行なっており、避妊・去勢手術やワクチン、ウイルス検査を支援価格で行なっています。MOONも全て支援価格で行なっていただきました。

MOONの去勢手術は5000円で、一般的に去勢手術は15000円程度かかるので1/3の費用で済みました。

因みにワクチンは2000円、ウイルス検査は3000円でした。これらも通常の動物病院で受けるより費用は安いと思います。

これらの医療行為は猫を飼うにあたって、必ずしなければならないことです。

その費用が抑えることが出来るのは、ありがたいことです。

費用を抑えたい方は、このような団体を中心に猫を探してみてください。

(保護猫を譲り受ける条件として「避妊・去勢手術を行うこと」をお願いされることが多いです。)

なぜこの記事を書いたか

これまで保護猫の良さについてまとめてみましたがいかがでしたか。

この内容は、ペットショップを否定するものではありません。劣悪な環境のペットショップもありますが、ちゃんと動物の為を考えたペットショップもあります。ペットショップで可愛いと思う猫を見つけ、どうしてもその子がいいと思うのなら、その子を選ぶべきだと思います。

この記事を読んでいただくことで、猫を飼いたいと思った時にペットショップだけで探すのではなく、選択肢の一つとして保護猫を入れ、保護猫との出会いを増やしていただければ嬉しいです。

保護猫のほとんどは雑種です。

ですが、犬とは違い、猫は種類によって体格差はあまりありません。

ですので、「大人になった時な大きくなったら困る」などの心配はあまり無いと思います。

そして、もちろん個体差によりますが、一般的に純血種より雑種の方が身体が丈夫だと言われています。

この記事を読んでいただいた人と保護猫との出会いが増え、一つでも不幸な命が救われることを心から願っています。

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